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三河映画の良心

ずっと思っていたことがあるので

今日はそれについてここに書いてみる


それは私が三河映画の

「良心」と呼んでいる人についてだ


彼は三河映画のメンバーなのだが

私が映画制作の中で

私が抜けている

周りへの配慮ができる人


今回 「幸福な結末」の

日本映像グランプリでの上映は

東京と神戸の同時上映だったが

私は多く客が集まることを想定して

東京会場へ向かった


しかしそんな私の行動を見越してか

彼は神戸会場に行って

来場した方に

お礼の挨拶をしたいと申し出てくれた


上映会場に雪が降れば

黙って雪かきをして

撮影の合宿所の周りに

草が生い茂っていれば

自主的に草刈りをしてくれる

こんなことを書き出したら

枚挙にいとまがない


一事が万事そんな人なのだ


だから私は彼を

三河映画の「良心」と呼んでいる


彼は平日は仕事で帰りが

遅いにも関わらず

週末には映画関係にとどまらず

地域のボランティア活動や

地域を盛り上げるイベントに

積極的に参加している


三河映画の制作は全員手弁当で

実費は私が担当しているが

その状況を見て

三河映画の協賛をしたいと

申し出てくれたのも彼である


彼の行動に

私はいつもハッとして

自らの行動を省みる


そのたびに周りへの配慮

感謝の足りなさを反省させられる


自分が尊敬できる人に

出会えたことに深く感謝している


竹さん

いつもありがとう


監督 岩松あきら




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