●11月18日 タリン渡航7日目
『Ben-Joe』脚本担当清水です。
7日目はスローなスタート。夜に表彰式がありますが、それまで映画祭の予定はなく、昼前からタリン観光再び。到着2日目に行けなかったコフトウッツァ展望台や(歴史地区が一望できる)、マーケットなどを回りました。
16時から、オーストラリアのAsian Movie Pulse の取材を受けて、17時前ホテルからバスに乗って(映画祭関係者用のバス)クロージングセレモニー&パーティが開催されるアレクセラコンサートホールへ。
タリン・ブラックナイト映画祭は、カンヌや東京などと比べるとこじんまりとしてアットホームな映画祭ですが、表彰式は、着飾った映画祭ゲストや関係者が何百人も客席を埋めて(私たちもその中の7人)、司会者のトークやバンド演奏、エストニア大統領のあいさつもある中で様々な賞が発表されていく…“これぞ国際映画祭!”な光景でした。
この紀行文の最初の方で、「タリン・ブラックナイト映画祭は、国際映画製作者連盟(FIAPF)が認定する長編コンペティションがある15の映画祭の内の1つ」と紹介したように、グランプリほか監督賞、主演男優・女優賞、撮影賞、脚本賞など各賞が選ばれます。
こちらに来た当初は「コンペティションノミネートの20本に入ってワールドプレミア上映されるだけで十分、受賞なんて、、、」と思ってましたが、「映画祭の中でも『Ben-Joe』は結構話題らしい」となってきて、「え?もしかして、、、」なんてちょっと考え始めてましたが、結果は受賞なし。
でも、国際映画祭の表彰式で、発表の度にちょっとドキドキするなんて初めてだし、受賞したら英語でスピーチしないといけない?って文面考えちゃったり、賞取れなくて、何ならちょっとやっぱり悔しいって思ったりして、、、貴重な体験でした。
2時間ほどの表彰式の後は同じコンサートホール内の別会場でパーティ。DJのいるディスコスペースや、いろんなアトラクションもある、社交界的じゃなくてクラブ的なパーティでした。おそらく朝までやってるとのことで、私を含むおじさん組は早めにホテルへ帰ってきました。
タリン滞在もあと僅か、1日と少しです。
また明日。
表彰式の最後は「みんなステージに上がって!」となりました。センターから上手(向かって右側)にキャスト石川さんと琵琶さん岩松監督の着物姿がわかりますか?
表彰式後のパーティにて乾杯 通訳のみなさんも一緒に
三河映画御一行様が、現在の映画祭トップ画像に!映画祭ディレクターティナ・ロックさんとのメイン上映前の記念撮影。「もしかして受賞ある!?」って勘違いするよね~
タリン・ブラックナイト映画祭公式サイトはこちら https://poff.ee/en/
多分その内にトップ画像替わってしまうのでお早めに。
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