“何があっても僕は監督の味方です”

「Ben-Joe」に参加することが決まったとき

助監督・荒川が私に言った言葉である


彼は東京で助監督経験があり

数年前に地元に戻ってきた男

自らも監督もする


監督経験がある助監督ほど

心強いものはないが


スケジュール管理・撮影現場の取り回し・配車計画・役者との交渉・小道具集め(花農家でもあるため温室で小道具の花を育てたりも)…


何でもこなす万能スタッフである


映画のことをよく理解し

映画のことをこよなく愛している


“Ben-Joe”のことも

心から愛してくれたと思う


私の無茶な要望にも

文句も言わず何とか応えようと

最大限の努力を払ってくれた


人の気持ちを推し量ることに長け

問題が起きても

争わずしてベストな道に

着地させることができる術をもつ

私も何度もフォローをしてもらった


彼なしではこの映画は完成しなかったと

言い切れる人間のひとりである


そして彼には

私たちと同じ大きな夢がある

“Ben-Joe”の撮影はほぼ終わったが

これからもともに

夢を叶える仲間でいたいと思う


監督 岩松あきら