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顔も知らない人たちとの編集作業

最近は

「Ben-Joe」のカラコレ作業と

仕事のPVの編集を平行で行う日々だが


編集ソフトを操りながら

本当に映像編集は

身近なものになったなと思う


私が初めてパソコンを買ったのは四半世紀前

まだWindows 3.1の時代

映画の編集をするためだった


それ以前

私は8mmフィルムで映画製作をしていた

その作品を機に

ビデオで映画をつくることに切り替えた

MiniDVテープでなく

まだHi8テープ(分からない人ごめんなさい)


当時パソコン1台50万円

映像編集ソフトが50万円

とてつもない出費に悩んだが

その映像ソフトのデモを

見るため静岡まで飛んだりして

購入を決意


しかし

取説は電話帳のような厚さで全て英語

もちろんソフトも英語のみ

ソフトをインストールするのに

フロッピー30枚を使用(これまた分からない人ごめんなさい)

しかもすぐにソフトは固まってしまう


困り果てていると

パソコン通信で(これも分からない人ごめんなさい)

同じソフトを使用している人が2人見つかる

日々顔の知らない3人で

あーでもない

こーでもないとやりとりをしつつ

試行錯誤を繰り返して

映画の編集を進めていった


編集だけでも

こんな敷居が高く

映画を撮ってみたいけど撮れない

あの時期そんな人がたくさんいた


例えば自分の機材を開放して

もっと映画制作をしたい人たちの

サポートができないものだろうか


そんなことを思い始めていた時

共感してくれる仲間と出会うことになる

そのあたりのことは

またの機会に書いてみたいと思う


監督

岩松あきら



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